美術評論家の宮田徹也さんに展覧会評を書いていただきました!

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金澤麻由子の描く
動物たちの小さな美術館へようこそ!
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こんにちは‼️

あるがままを楽しむ専門家

ぼくぱぐ工房です

前回の記事はこちら
 ⇒ハフラ出演♪ベリーダンス de 魅惑のステージ

美術評論家の宮田 徹也さん(京都嵯峨美術大学客員教授)に

2020年8月30日〜9月5日に開催した

ステップスギャラリー銀座での展覧会評を書いていただきました。

ちなみに展覧会はこちらの絵本

「さすらいのルーロット」の原画展を中心にしたラインナップでした。

宮田徹也さんという美術評論家をご存知でしょうか。

宮田さんは、昨年だとこんな本を出版されましたね。

私もがっつり読ませていただきました^^*

芸術を愛し、求める人々へ

単行本 – 論創社 (2020/9/9)

現代における美術の役割と意味——。

美術作家、創造者となるには何が必要か!

若い学生たちに人気の美術批評家が

「現在」美術をどう生きるか?を問いかける。

ご本人は、ご家族を大事にされる

とっても優しいお方です♪

現在、非常勤で講師を務めている

京都嵯峨美術大学でお話ししたり、

毎回展覧会評を書いてくださったり、

とにかく足と時間を使って

ありとあらゆる展覧会を訪れては

批評という痕跡を残していらっしゃるのですが、

作家と同じ目線で率直な言葉で表現してくれるので

とてもありがたいんです。

そして、半年待ちました(笑)が、

展覧会評を送ってくださいました。

すぐに書いてくださるのも嬉しいですが

半年たっても、思い返して書いてくださるなんて

なおさら嬉しいです。

美術批評家 宮田徹也さんの文章はこちらです

絵画として。 金澤麻由子 

2020/08/30-09/05 

steps gallery Criticism by MIYATA Tetsuya Vol.268

金澤麻由子は、ステップスで毎年個展を開催している。

これまでメディアアーティストである側面を見せていたが、

今回は絵本の原画のみを展示した。

絵本「さすらいのルーロット」についての詳細は、

産経新聞2020 年8 月23 日の地域ニュースに詳しい。

画像が欲しい方は私にご連絡下さい。

ここでは金澤の画家としての存在感について、論じる。

私が金澤の絵で注目するのは、まずは色彩である。

色が「塗られている」ようではなく、

自ら発色しているような錯覚に見舞われる。

これは金澤が、映像を用いている点に由来しているのではないか。

色彩の煌きは原画だけではなく、印刷物にさえも見られる。

これは金澤の作品が絵画、イラスト、アニメーションという分野からの

複合と離脱を示しているようにも思える。

どの分野でありながらも独自の色彩を放っている。

それは色だけではなく、形にも表れている。

金澤は対象をデフォルメして描いてはいるのだが、

決して漫画や表現主義に似ることはない。

ここにリアリズムを組み込むことも、考察としては「あり」だろう。

イラストのほうが写真よりもリアリティがあるため、

報道や広告の現場でよく使用されている。

金澤の場合は当然、

このようなリアリティとは一線を画しているのだが、

それはなぜかという点については、私の今後の課題としたい。

金澤が描くパグは、

決して「カワイイ」だけではない魅力を携えている。

今回の絵本の原画を見ていると、

隅々にまで視線が配慮されているパノラマ画であるとも、

日本古来の絵巻であるとも解釈することができる。

その二つを携えている。

金澤の絵画的側面を、私はこれからも追ってみたい。

そのためにはこれまで金澤が描いてきた絵画を知る必要がある。

調査し甲斐があるので、いずれ向き合ってみたい。

宮田徹也さん、ありがとうございました^^*

今年も

2021年9月6日〜11日に

ステップスギャラリー銀座で個展を開催します

ワクワクな展示にするので、

スケジュール空けておいてくださいね

1DAY絵画レッスンもするかも・・・^^*

またご案内しますね

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